10月12日 (水)
多くの来客が本社にあることもあって、今日は本社(各務原)でのお仕事でした。
メールをチェック、様々な会議体の議事録に目を通して、コメントをさせていただきました。
恒例の毎日掃除は大便器、小便器のそうじをさせていただきました。
どうでも良い話を本社のスタッフの皆さんとさせていただいた後、地元の県議会議員の先生の勉強会へ出かけました。
その中で、地元の専門学校の先生とお話をさせていただけました。
この学校は技術系の専門学校、各務原は航空宇宙関連の会社が多く、その技術を学べる素晴らしい学校なのです。
しかし、コロナの影響を受けた航空業界の冷え込み、そして「MRJの撤退」というネガティブな風が吹き荒れ、応募する学生が定員を大きく割っているとのことです。
非常に勿体ないと思いますが、次代の流れなのでしょうか。
一方で、コロナの影響を受け厳しい家庭環境の中で進学をあきらめ高校で社会に出ていく子供たち増えています。
こうした子供たちが、もしもこの学校で学び、技術を取得することが出来たら、我が国のレジリエンスが大きく向上する一助になることは間違いない。
当社では、福利厚生の一環として、奨学金返済支援 毎月の返済額を支給(上限2万円とし、30歳まで継続支援)するといったことをしています。また、大学院の博士課程に進む社員さんには、出張扱いで学校に通っていただき、もちろん学費は全て負担をしています。そこからすると、こうした高校で進学をあきらめて就職していく子たちに、当社に就職をしてもらい、夕方から学校に通うような手法で進学を支援するといった手法は当社の教育趣旨にも非常に合います。こんな事が出来たら嬉しい。
また、恐らく、こうしたことを望む企業は岐阜県には多くあるのではないだろうかと考えます。
子供たちも未来に向けて学歴や技術をしっかりと身につけ、国力が高まり、製造業が盛んな岐阜県は潤い、学校も存続していく。恐らく受け入れた企業の技術力、将来性も向上する。良いことばかりで、悪いことは一つも無いように思う。学校に出せない、親御さんの未来への心の負担も軽くなるはずである。
来年は無理かも、でも是非進めてみたい案件なので、検討してみたい、そして実現に向けて努力してみたい。
そんなことを考えていた一日でした。
社長 松原 史尚
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