10月6日 (木)
行事報告、決算報告、人事、加入脱退等の諸議題が審議可決されました。
こうした案件は、ほぼ想定内の内容で問題なく進むのがほとんどです。
しかしながら、今回の関心は「値上げ」をどうしていくのかということ。
電気代の急激な値上がり、材料費の高騰、値上げをし中れば到底賄えるものではありません。
また、急激な円安により、海外から日本に働きに来ていただく皆さんにとって日本は魅力ある環境になくなっており、この先超劣悪な雇用環境になる事も間違いありません。
その中で、目に見える賃上げを実施しなければ、求人以前に離職につながりかねない状況にあります。
また、設備投資はどうしていくのか、古い設備ではどうしても生産性は落ちてしまいます。
現在は半導体の話題が主力ですが、打つ手を間違えると鋳造品の作り手がなくて、生産が出来ない。
ボトルネックが鋳造品になる可能性が極めて高い状況にあるということです。
幸い、国も法律として値上げをしなければならないケースを明確に規定してくれました。
こうした法令に関する資料も、報告事項として入手することが出来ました。
当社も該当するケースが多くあります。
法令順守は企業として当然実施しなければならないことであり、お客様にも守っていただかなければなりません。
鋳物製品の安定供給のために、しっかりとお客様にも対応していきたいと実感する機会になりました。
3年ぶりの対面開催、いつもは画面上でしかお会いしていない皆さんと、久しぶりに顔を合わせて意見交換することが出来ました。
日本の経済を守るために、鋳物つくりをぜったに守っていかなければなりません。
そのための施策をしっかり打っていこうと思います。
社長 松原 史尚
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