10月10日 (火)
毎月のV字経営研究所の酒井先生をお招きしての勉強会の日。
午前中は私と製造関連の部門長が集い、今回は「存続をかけた会社の分岐点」を過去に実際に起きたケーススタディから学びました。自分たちならばどうするのか。流石は、当社の幹部たち、ほぼ成功事例に近い選択をしていきました。といいますか、この勉強会を始めて1年半、この部門長たちが大きな成長を遂げてきたこと、それが現在の会社の成長になっていると思います。
午後からは今年度の新入社員さんと、昨年度の新入社員の中から男女1名の代表が残った合計4名の若手と部門長、そして私が参画する「マツバラ元気プロジェクト」。
今回はいくつかのテーマを決めて、マツバラ流の規定をするという学び。
最初のテーマは 「プロとは」
皆で話し合った結論として
「プロとは」
①お客様(社会)に気を配り、お客様(社会)の期待を理解し、期待以上のパフォーマンスを発揮し続けられる人である
②成し遂げなければならないあるべき姿をイメージし、その実現を目指して仕事を楽しめる人である
③①②実現のための完全な準備が出来ている人である
それに対して自分はどうだろうか 出来ている点を3つ、出来ていない点を1つ示してみよう。
この課題に対する昨年の新入社員さんの答えが
出来ていること
1.自身の業務の中で自分がしなければならないことを理解し自ら判断して進められるようになった(成長を実感し、達成感を感じている)
2.あるべき姿は購入品のミスをゼロ(この社員さんの業務は調達である)、間違いがないかを常に見直してる
3.完全な準備は、毎日の計画を確実にする、そこに上司からのオーダーを加味してより確実にしていく
出来ていないこと
1.何故、この仕事をしなければいけないかまで理解できていないので、その理解まで歩を進めたい
「すごい」1年の成長に大きな感動を覚えます。
教育とは、まさに最悪期に行うものである。昨年はコロナの影響をまともに受けて経営は非常に困難を極めた時でした。
それでも、私の持論は「ピンチこそチャンス」
昨年、一昨年と進めたことは
1.大型設備投資
2.教育
この社員さんの成長が見事にその成果を示してくれています。
良い会社になった。そう実感させられる日でした。良い一日になりました。
社長 松原 史尚
|