9月20日 (火)
台風一過、東京へ出張してきました。
主目的は、現在進めている当社の溶解システムの高効率化をさらに加速するための知恵を各方面からいただくことだったのですが、その合間を縫って、日頃お世話になっている岐阜県選出の大野泰正先生の事務所を訪問させていただきました。
実は、前から国会内のレストランで食事をしてみたくて、お願いしたのです。
行ってみて、やはり驚き「安い、そして美味い」、今回は小泉元首相が何かの折にこの場所で情報発信していた「お蕎麦屋さん」を訪問。
秘書さんのお勧めで、ざる蕎麦が2段になってしっかりボリュームがあるものを、豚肉、キノコ、ネギ等たくさんの具が入った汁につけていただく肉蕎麦をいただきました。なんと、そのお値段が780円(税込み)、驚きの安さです。
とっても美味しい、1段目のお蕎麦はつけ麺方式で、2段目はつけ汁の中に蕎麦をすべて入れ、その中に蕎麦湯をいれて、暖かいそばを食べるようにしていただきました。
少し、早く行ったので良かったのですが、少しずれたら大変だったと思います。
帰る頃には、既に満席状態でした。
しかし、流石に国会内にあるだけに、建物が非常に古く大きな歴史を感じました。
現状の国会がその竣工を迎えたのは1936年、やはり非常に古い建物です。
いったいどれほどの人たちがこの空間に存在したのか、そう考えると非常に感慨深いものがあります。
そして、大野先生の事務所で「評伝 大野伴睦(おおのばんぼく)」を買わせていただきました。
先生の本名は伴睦(ともちか)なのだと言うことを、この本の中で初めて知った。
しかも、ともちかでは役者みたいで迫力に欠けると、「ばんぼく」そう音読みして名乗れと助言したのは、東京駅で暗殺されたあの誰しもが知る「原 敬 歴代首相」だという。
レストランでの食事、伴睦先生は1930年40歳の年に初当選されたと考えると、1936年の竣工という国会は間違いなく伴睦先生が大きく関わられ、そして多くの時間を間違いなく過ごされた空間に、時空を超えて今自身が立っている。ただの昼食ですが、大きなロマンを感じてしまいました。
帰りの新幹線の中で、半分読みましたが、非常に面白い。
ここから先は、毎日少しずつ味わいながら読んでいきたい。
でもきっと、アスペルガーの私は興味のある事にはとことんなので、あっという間に読んでしまうのでしょう。
この続きは、またどこかで紹介させていただきます。
大野先生、お世話になりました。
社長 松原 史尚
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