9月14日 (水)
昨年から今年と当社の品質、生産性向上に向けた設備投資の応援をしていただけた企業の社長様と情報交換をさせていただきました。
同じ鋳造業界でも当社を知らない人がほとんどですが、このお会社を知らない人は皆無だというほどの大会社さんです。
当初の約束では、19時に名古屋駅に当社くする予定でしたが、乗り継ぎなどがうまく進み、18:20分頃に到着してしまいました。
本来、歩ける距離なのですが、わざわざお迎えに来ていただきました。
しかしながら当初の約束の時間は19:15分、社長様は直前までお仕事をされており、急に早く着いたではスケジュール調整も出来なかったでしょう。
しかし、送っていただけた方の対応が素晴らしい。少し、名古屋の市内をめぐり、見事に社長様の車が予定の場所に到着することを確認して私が到着し、社長様にお迎えを頂きました。
「おもてなしというのはこういうこと」、流石、世界に轟く会社は全てが一流です。
そして、超一流の板前さんの食事を頂戴できました。感動するほど美味しかったです。
設備投資をさせていただき、先方は物を買っていただけたからというだけの食事会では、両方の社員のためになりません。
支えてくれる、両社の社員さん、そして社会の役に立てる情報交換が出来てこそ、会食には意味があります。
SDGs その根幹をなすのが鋳造工場なのだと私は考えます。歴史上、鋳物工場が先ず創業し、そしてその国の経済が発展してきました。それが鋳物工場がFoundry 鋳物師が Founder と言われる所以なのです。
しかし現状の枠組みでは、未開の地に鋳物工場を創業することはほぼ出来なくなっています。現状の世界的な環境の枠組みに起因し、その枠組みが完全な悪循環を起こしていることによると考えます。
現在、マツバラが取り組んでいる課題と、今回ご一緒した企業で取り組まれている研究が融合すれば、現状の枠組みを超え、世界の未開の地に鋳物工場が創業できる。それは、つまりその国に高度な産業が育っていくことを意味する。
諸外国が進める、資金的援助では将来に渡ってその国の人々は幸せになっていきません。そのために鋳物工場が必要なのです。
そうした未来の世界に向けて、今後協力して情報交換をしていくことを約束させていただきました。
本当に素晴らしい時間が過ごせました。今回の接遇本当にありがとうございました。感謝申し上げます。
社長 松原 史尚
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