8月30日 (火)
最近は本当についていることが多い。
今日も現場を歩いてたら、ある作業に目が行った。
「もう少し、この作業を楽にできる方法はないだろうか」。
そんな話から、「社長、この製品量産機でやったらどうでしょうか」という提案をもらった。
この製品は、当社にしては珍しく非常に数の出る製品なので、以前は量産機で生産をしていたのですが、あまりに良品率が低く、小・中ロット品に対応する機械で丁寧に作ることで良品率が上がると予想して生産機を変えた経緯がありました。
しかし、現状良品率は量産機のころと全く変わっていない。
であるならば、量産機で生産した方が効率は非常に良い。
この製品を量産機から移したことで、量産機の稼働率が低くなり、本来量産機で生産するべきでない製品を生産することで、全体の良品率を下げているという現実もある。
どうして、こんな当たり前のことに気が付かなかったのだろう。
そして、夏休みに導入した新型造型機は小ロット生産機能も、量産生産機能も兼ね備えた「ハイブリット機」である。
この新型機で生産することで、その他の製品の良品率も大きく上がっている。
もしも、この課題多き製品の良品率が上げられれば、大きな地球社会とお客様への貢献ができるはずです。
現在、1800トンの生産には20日を要しているが、3年以内に19日で生産できるようにしたい。
そのためにも現場での何気ない会話からいただけたヒントは非常に大きい。
谷内さん、本当にありがとう。
社長 松原 史尚
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