8月29日 (月)
2004年日本青年会議所の委員長にしていただいた折に、入会させていただいた政治経済の勉強会。
それから毎年会員の継続をしてきました。多くの仲間たちがいましたが、たった1年でも継続をしなければ、次の機会は二度と来ないという厳格なルール。そして毎年、新たなメンバーが増える。そして毎年消えていく。
しかし、学びが本当に多い勉強会です。
例えば、2011年のセミナーで、時の民主党政権下での世界中からのいじめ、時は超円高(ピーク時には78円でした)で日本は世界に何も売れなくなった。そして、自民党政権下ではただの一度も100円を切ったことが無いこと、つまり復権により世界的な信用が戻れば、即座に100円以上、おおよそ110円前後の取引になってくること、株価は急激に上昇するであろうこと、様々な情報をここで得ることが出来ました。ギャンブルはしない主義で、その情報で株を買うとか、ドルを買うとか、そんなことはしていないけれども会社の舵取りには大変役立ちました。
そして、今回のセミナーでは、如何に日本が恵まれているか。そして日本人が優秀か。
そんな話を聴けることが出来ました。欧米では10%近い物価上昇が起きている。日本では2%レベルで抑え込まれている。
コロナ前までは、メディアはデフレを騒ぎ、そして今はインフレを騒ぐ。
「2%の物価上昇率を目標としたコロナ前、出来ない政治を批判し、現状実現した2%の物価上昇を今度は批判する」
確かに賃上げ率との比較もあるが、福祉(政治)とは「皆が幸せになる事」と辞書には書いてある。
そう考えると、この国は本当に恵まれていると思う。
しかし、その幸せもいつまでも続くかは疑問であるという厳しい話も今回はあった。
ウクライナという国は遠い国であるかのように思えるが。
日本とウクライナには絶対的な共通点がある。それは「ロシアの隣国」であるということ。
西の隣国(ウクライナ)で起きたことが、東(日本)で起きないということは絶対にないといえるであろうか。
「ウクライナの若者たちは自国を守るために懸命に戦っている。日本人が同じことが出来るであろうか」
自国を守るという覚悟、今後我々は大きな選択に迫られる時代は遠からずやってくることになるであろう。
その意思決定を行うためにも、特に若者を中心に離れている「政治への関心」を取り戻さねばならない。
今回はそんな学びをしてきました。
社長 松原 史尚
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