8月5日(金)
同業者の皆さんと鋳鉄の切削加工性について研究しています。
切削加工性は鋳物を造った後の工程での生産性を著しく向上させる。
つまり地球環境にとても良い話なのです。
そして、同級生である東京大学のI教授もご一緒して研究が進められています。
間もなく、3年を迎えて研究の結論付けをしていく時期になってきました。
色々な仲間に協力していただき、様々なトライとデータの収集の結果、切削性を向上させる要件が見えてきました。
このデータを社会と共有することで、カーボンニュートラルとはいかないまでも、地球温暖化抑制の一助になればと思うのです。
そして、研究は次なる研究の種を生みます。
現在の研究の中から、「キュポラ」って実は非常に環境に良い、鋳鉄の溶解方法なのではという意見が、仲間、そして官の皆様から、そして学(東京大学I先生)からも出てきました。
もしもこの仮説が正しいのであれば、SDGsの多くは一気に解決してしまうのではないか。
そんな夢のある話、しかも具現性のある話が出てきています。
そして、もしもこの話が成功していくのであれば、昨今騒がれるような電力不足の問題は消えてしまうかもしれません。
大きな野望を持って、皆さんと一緒に進んでいきましょう。
今日も良い一日になりました。
社長 松原 史尚
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