7月26日(火)
いつから特別会員として、ユネスコの活動を応援させていただいているのか。
父が社長であった頃から、特別会員でしたのでその歴史は20年以上であることは間違いない。
そのユネスコ協会連盟様より感謝状を頂戴しました。
「皆様からのご寄付の一つ一つがSDGsの掲げる「誰一人取り残さない」という目標達成につながっていきます。
との文面が入っていました。
持続可能な開発目標への貢献、これこそが当社が存在する意義と考え、
2015年経営理念を
「人を大切にする経営の実践で、世界の部品素材を支え、世界平和の実現に寄与する」
と変更しました。
世界には、新しい車を買いたくても、買えない人たちがたくさんいます。
車が乗れればと考えられるかもしれませんが、車を移動の手段ではなく、生活費を稼ぐ術として使用している人たちが世界にはたくさんいるのです。
その部品は、大量生産、大量消費用の生産ラインで製造することは出来ないのです。
ですから、直して乗るしか方法はなく、そのためには部品が必要なのです。
SDGsに貢献する、そう考えて以降、こうした自動車の古い部品も「1個からでも造る」という姿勢で事業を進めてきています。それは、収益の為でなく、地球社会に役立つため。
そして、そのための技術開発にも取り組んできました。
満水検知器、それは農業用水をくみ上げるために重要な装置です。
当社が手掛ける、満水検知器は平均して月に2台出るレベル。市場には新しい農業用水を利用する仕組みがたくさんありますが、今尚、こうした新型設備を使用できない人たちがたくさんいます。そこで使用されている、満水検知器が故障すると、始めて当社に注文が入ってきます。この商売が、収益を上げるかと言えば決してそうではないのです。困っている人の役に立つために生産する。当社はそれを使命としてるからです。
今回の感謝状は嬉しく感じました。事業を通して、そしてこうした「誰でもできる国際貢献」ができ、SDGs達成への一翼を担っていけることは、非常に嬉しいことです。
決して、感謝状が欲しくて進めたことではないけれど、こうした感謝状がいただけることで社員さんのモチベーションの向上につながれば、こんなにありがたいことはありません。
これからも様々な活動を通してSDGsの達成に向けた取り組みを進めていきます。
「誰にでもできる世界平和実現への貢献」それがSDGsであり、我々が「世界平和の実現に寄与できる」取り組みなのだと思うからです。
社員の皆さん、ユネスコ協会様から感謝状頂戴しました
ありがとうございました
社長 松原 史尚
|