7月1日(金)
毎年全国安全週間に合わせて、当社の安全大会を実施します。
その中で、今年も社員さんに安全に対するメッセージを発信させていただきました。
安全大会では、安全標語の表彰も恒例で行われます。
その安全標語表彰者は、当社の役員、一部部長による投票で決められます。
それぞれの審査者が金賞(1作品・・5点)銀賞(5作品・・3点)銅賞(10作品・・1点)を選びます。
その合計点数で、その年の金賞(1作品)銀賞(5作品)銅賞(10作品)が選ばれます。
もし同点で並んだ場合には、職位の下の人が選ばれる。
そして職位でも並んだ場合には、会長、社長が高い評価をした人が選ばれる。
この審査方法が決まってからは、選考会議が行われることもなくなりました。
点数同じ、職位も同じで、会長と私が同じ評価(二人とも金賞とか、二人とも銀賞とか)になった場合にはどうするか。
その折は、会長に譲ろうと思っているのですが、今のところは一度も起こっていません。
本来、私はこれを選んだと話すことはタブーですが、今年はあえてそのタブーを冒して話しました。
「Safety first before anything else」
これが、今年私が金賞に選んだ標語です。
「安全第一」と誰もが口にしますが、それでも出てくる言葉は
安全には、絶対にこの言葉、この考えを捨てることの大切さについてお話させていただきました。
どんなにお金がかかっても、どんなに生産性を落としても、仮に品質に課題が残っても、「before anything else.」
です。「Safety first before anything else」 直訳は安全第一で、言葉そのものですが。
標語は、この安全第一を、わかりやすく説いているものであり。その意味では、直球ですが、私の気持ちそのものでした。
特に今年は、梅雨明けが早い。新入社員の皆さんには、初めての鋳物屋さんの夏。
また、入国制限が緩まり、1年以上待った、実習生の皆さんが来週には入国してきます。
遠慮や、気遣いから、休み、水分補給をすることを後回しにしたら、熱中症は命を持っていかれます
こうしたことが無いように、全員で注意をして精勤して欲しいとお願いしました。
しかしながら、当社はいつもついています。
「安全に良いことは、経営(収益性)にも良いのです」
不可思議功徳です。利他での行動は、必ず自らに帰ってきます。
私の考えは、「Safety first before anything else」
です、ですから、もしも職場に、ひやりとする箇所、問題だと思う箇所、不安全行動になっている場所(作業)があれば、必ず顕在化すること。
そして、「とはいえ」「でも」といった言葉を使用することなく、例外なく不安全箇所(行動)の撲滅をしましょう。
そのようにお話しさせていただきました。
みんな今日もありがとう。
「Safety first before anything else」
で今日も精勤、よろしくお願いいたします。
心からの感謝を込めて
社長 松原 史尚
|