6月27日(月)
持つべきものは良き友であり、良き先輩であると思います。
会社を経営する上で、「収益」は重要だけれども、それのみを求めてはいけない。
特に、例えば「生き残りをかけて」よく聞く表現ですが、他社は潰れても良いという表現なのです。
従って、こうした表現は良くない。
「収益でなく「利他の追及」その結果、収益がついてくる」
このように教えていただける先輩がおられます。
今している収益事業を、如何に利他の表現にするか。
「利他の行動には天運が付く」のだそうです。
一方で、会社は収益を上げなければ消えるのは当然です。
そのために事業計画を組み、その目標に向かって進みます。
その目標を利他の表現に置き換える。
目標に向かって努力し達成に向けて頑張ってくれる社員さんたち。
利他の目標は、その社員さんたちの自己実現欲求にもつながるのだと。
ここまでは、以前にも似たような話を聴いたことがあります、
(しかしなかなか出来ていないので、今一度利他の表現の徹底を進めるのですが)
今回教わったのは
「悪因悪果」
別の表現では、悪いことをしない
これは善の行動であるということ。
「よくわかりません」と聞き返すと
先輩は 「マイナス×マイナスはプラスだよね」
こう教えていただけた
具体的には、会社が赤字になることは、企業の最大の使命である存続を危ぶむことであり。
また、最大の義務である「納税」をしないことにつながる。
従って、「会社を赤字にする全ての要因を無くす」
「赤字への行動 マイナス」 ×「止める マイナス」
この表現は良いということです。
例えば、不採算品の受注はしないといったことです。
しかし、この行動をする場合は細心の注意を払ってすることとも教えられました。
「自社にとっては赤字商品でもお客様にとっては重要な商品であり、止めることはお客様に大きな迷惑をかけることになります。
従って、お客様に対してマイナスの種を蒔くことになるから、止めるという結論を出す前に、本当に最大の努力をしたのか、他に打つべき手は無いのか、社内の衆知を集めて智慧を絞り、その結果がどうしても赤字であるのならば、その旨をお客様にしっかり説明して値上げをしていただくか、他からの調達をお願いするかをしなければならない」
誰にも負けない努力「精進」をしての上のマイナスである結論であるか、そこが重要だということです。
本当に良い教えを頂戴しました。
今日も感謝の心で前に進みます。
社長 松原 史尚
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