6月22日(水)
いつから会社の北側の迫間川が蛍の里と呼ばれるようになったのか、記憶がないのですが。
不思議な話ですが、何故か当社の裏から下流にのみ群生するのです。
流す水は本当に気を使い、今から数十年前に5千万近い投資をして水の浄化装置を設置したりもしています。
地域の皆さんは、「マツバラがきれいな水を流してくれるので」と言っていただけます。
この迫間川は木曽川とつながっていて、雨がたくさん降った後には、木曽川から鮎が上ってきます。
その鮎を狙って、川鵜がやってきて、あっという間に鮎は食べられてしまうのですが、それでも鮎が住める川のようです。
それでも、蛍が飛ぶようになってから、「そんなきれいな川なら少しくらい」と上流の会社でヘドロを流す会社があるのだと地域の皆さんが教えてくれました。悲しい話です。
また、地域の皆さんと、年に数回、川のそうじもしています。
最初は地域の皆さんが始まり、20年ほど前に当社も参入、気が付くと、近隣の多くの企業が参加されるようになって美化活動も進めています。
以前に紹介した、社内にある水の奇麗な湿地にしか存在しない特別天然記念物。
社員さんの「環境を守る」という強い意識が、こうした有り得ない鋳物工場を守ってくれているのだ。
毎年、蛍の時期に感じることです。
社員の皆さん、いつもありがとうございます。
これからも地域の皆さんにご迷惑をおかけしない企業であり続けましょう。
社長 松原 史尚
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