6月16日(木)
今日は理念経営協会のオンラインセミナーに参加しました。
当社の経営理念は人を大切にする。
人とは社員さん(そのご家族様)、お客様、社会(地球に住む全ての人たち)。
常に3方よしの経営を進めること。
その手段として、「精研の精神」を用いていく。(詳細はHPで確認ください)
日々経営をしていると、ついつい目先の収益性に目が行ってしまいます。
しかし、「何のために?」そこがぶれると絶対に結果は出てこないと確信しています。
リーマンショックの時には、受注は6割減少して操業度は40%まで低下しました。
しかし、中国のロックダウンに起因した自動車の生産調整が大きく、ウクライナ問題に端を発した景気の冷え込み。
このような事態の中でも操業度は、コロナ禍前と比較して、9割程度を維持している。
それは、この3方よし、その中の一つお客様良し、特に営業方針として掲げた「お客様の困ったを常に解決する」を実勢んしてきたことによると思います。
お客様の困ったは、多様化する社会の中での「小ロット多品種への対応」そして、「FC小物・薄物」(この分野は家族経営鋳物工場が多く、近年廃業ラッシュであるが故に)に徹底する事でした。
2方よし(会社・お客様)、そして今、最後のよし、社会(地球)によしを取り組む社員さんが実感できるための取り組みを集中的に始めています。
それは、省エネ(リデュース)、リサイクル、リユース。しかし、その伝え方を間違えてきた気がします。
この3Rがもたらす結果は、もちろん収益性の向上もあります。
しかし、経営理念である「人を大切にする=3方よしの経営」を全面に出して、「何のために」を社員全員が理解して進めることを忘れていました。
それによって、大きな成果を生み出すのですから。
こうした自己啓発セミナーは、冒頭に話したついつい陥りがちな、収益優先の感覚に対し今一度氣(エネルギー)を注入してくれるものになります。
そして、大切なことは「良き友を持つこと」、今回のセミナーでも先生はじめ、お互いに切磋琢磨する良き仲間に啓発されることが出来ました。
さあ、来週からしっかり地球のための成果を出していきます。
全てに感謝いたします。
社長 松原 史尚
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