6月13日(月)
3回表に中日ベンチにエンジンが組まれた。気を利かせたテレビ局が、波留コーチのエンジンの中での指揮を映し出した。
その瞬間思いました、「だから勝てない」。やはり、昨日の試合もあの瞬間でTHE ENDとなった。
波留コーチの発言に具体的な指示は何もない、ただ大きな声で選手たちを怒鳴っただけである。
自分たちの不甲斐なさはは選手たちが一番感じている。
そこをただ怒鳴りつけて、何かが始まるのであれば指揮官はただ怒鳴っていれば良い。ただ、優秀な指揮官ならばそれが全く無意味であることを知っている。
選手たちに与えるべきは例えば情報、初球のストライクは比較的甘く来るとか、昨日であればツーシームの切れが今一つで、それほど鋭く変化していないことはテレビからも見て取れたわけで、全員で徹底して、ツーシームを狙ってみるとか。低めの変化球はほぼ全てボールになっていたので、そこを徹底して見逃すようにするといった、一貫性のある戦略であるとか。こうした情報を与えること。
もしくは、あの時点では6番までが1打席目が終わっていたわけで、この球は捨てるべき、この球を狙うべき等、選手に口を開かせることも効果的である。現場の情報は、現場の人たちが一番知っているのであるから。
数字が出ないときに、指揮官が機嫌悪く怒鳴っている組織には結果は絶対についてこない。
自分自身も、そんな時代があった。二度とあんな指揮官には戻っていかないと決意した瞬間でした。
とは言え、がんばれ、立浪監督、そう私は大のドラきちである。ただ、社員さんには、タイガース、巨人、ライオンズ、色々な野球好きが多い。そんな人たちと野球について語るのも、また面白い。
是非、野球好きな人も当社で一緒に仕事をしてくれると楽しいと思います。
待っとるでね。
社長 松原 史尚
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