5月30日 (月)
本日は炉前のお仕事を紹介します。
キュポラ(溶解炉)から出てくる溶湯の番人さんです。
イメージとしては、千と千尋の神隠しの「釜爺」のような感じでしょうか。
それぞれの造型ラインが必要とする溶湯を必要な時に送り届けます。
もちろん、必要とされる成分に調整して。
釜爺のように、湯加減(温度)をコントロールすることも重要です。
ぬる過ぎず、熱過ぎず。そのためにコントロールすることが山ほどあるのです。
出てくる溶湯の温度の微妙な変化や、成分の変化をとらえて、先手先手で材料の配合や、風の量、風の排出量や時に酸素なども注入しながらコントロールしていきます。
大変なお仕事なのですが、やっている人たちは、皆この仕事が大好きです。
「俺の仕事を取るな」スクリーンの中で、釜爺が千尋に話しますが、まさにそんな感じの毎日なのでしょう。
今日も素敵にお仕事してくれている「金(かね)ちゃん」は、ムードまで釜爺です。
今日も暑くなりそうですが、金ちゃん よろしくお願いします。
社長 松原 史尚
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