5月24日(火)
当社では、4つの自動造型ラインを使用して鋳物を生産しています。
造型から、鋳込み作業を経て、全ての製品は冷却ラインに送られます。
この冷却ラインは1本しかなく、従ってこの冷却ラインで、全ての製品は一度ごちゃごちゃに混ぜられてしまいます。
その後、ショット工程という製品の表面に付いた砂を除去する操作が行われ、この仕分けラインに送られてきます。
お客様が必要とされる製品が確実に届けられるように、また次工程で異品等が混入すると、加工機の破損などの大きな不具合が発生する可能性もあります。
従って、この仕分け工程は非常に大切な工程です。
また、私たちのお届けする製品は、最終ユーザー様に常に、安心、安全に使用していただけますよう確実なトレーサビリティ管理をしています。
故に、次工程で異品が見つかると、その発見が仮に社内であったとしても、全て廃却されます。
つまり、収益性の面でも非常に大切なお仕事なのです。
更に、製造現場では常に最良の品質と生産性を求めた改善が行われています。
打つ手がすべて上手くいくと良いのですが、そうでない場合もあります。
その場合には、作る製品に不具合(不良)が発生し、場合によってはリコールにつながるような不具合ともなりかねません。
改善だけでなく、設備の経年劣化や、前工程の担当者さんが新人さんであるなどの変化点でも不具合は発生する可能性があります。
こうした、不具合を一刻も早く見つけることが重要であり、手に取り仕分ける人たちによる発見が極めて重要です。
そのため、「抜き取り検査」も実施し、不具合の早期発見に努めてくれています。
全ての職場で、社員の皆さんが、プロとしての仕事をしてくれる。
そのおかげで、会社が社会に役立てているのです。
感謝感謝の毎日です。
本格的に、熱くなってきました。
仕分けのお仕事では、汗が製品につくと錆になって大変な不具合となります。
従って、こうした配慮も大変です。
こうした配慮もしつつ、今日も健康でお仕事してください。
「みんなプロだわぁ~」
社長 松原 史尚
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