5月18日 (水)
出張報告
お釈迦様の説かれた八正道の中の最初の「正」が正見です。
多くの偉人と言われる経営者たちが、この八正道を大切にしています。
その中の最初、なんでもそうですが、最初に間違えれば、その後は全てが間違ってしまいます。
つまり、八正道の中で最も大切なのが正見ということなのです
正しく見る、
「ありのままに見る」ということなのでしょうが
物は見方によって、全く異なって見えてきます。
例えば、ある問題や失敗が発生したとして、これを自らの責任としてとらえるか、他人の責任としてとらえるかで見えてくる景色は全く異なります
「自責で考えれば知恵が出る、しかし他責で考えると愚痴が出る」
また、どんな気分でいるかでも見える景色は違います
とても気分が良い時に見るのか、はたまた怒りの気持ちで見るのか。
このように考えると、日々見ている景色は、同じように見えて、自分自身の心の在り方で全く異なって見えるものであることが解ります。
また、お釈迦さまは「諸行無常」とも説かれています。
つまり、時代は常に変化していると言うことです。
この変化も考慮し、目の前に現れることを見る必要があるのです
正しく見るために、自らの心を常に清浄に落ち着かせることが大切です。
こうしたセミナーに行くようになって、かなり自身のコントロールが出来るようになってきました。
「経営のコツここなりと気づいた価値は百万両」、それは学ぶものでなく、自ら悟るものなのだと松下幸之助さんは話されました。
最近、少しですが、そんなコツみたいなものがつかめてきたのではないかと感じる今日、この頃。
感謝の気持ちで物を見る、プラス思考で物を見る。
心身一如、潜在能力の使い方、異口同音に表現されることですが、目の前に現れる事象は「自らの心が作り出している世界」なのです。
しかし、そうした境遇にさせてくれるのも全ては社員さんたちのおかげ様。
明日からも、皆の笑顔のために「正見」しっかり目を開いて行っていきます。
社長 松原 史尚
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